強迫性障害は強い不安やこだわりで日常に支障が出る病気です。
気になることが頭から離れない、何度も同じ確認を繰り返すようになり、日常生活に支障をきたします。
治療は薬物療法ではSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が効き、心理社会的療法としては曝露反応妨害法が有効です。
苦手なもの、強迫観念にあえて立ち向かい(曝露法)これまで不安を下げるためにしてきたこと、強迫行為をあえてしない(反応妨害法)という心理行動療法です。
薬物療法と心理社会的療法を併用して続けることで症状改善が期待できます。
院長 片山信吾